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【おすすめ】絵本:小児がんの子どもたちが泳ぎやすい海に…「スイミー」


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懐かしいスイミーの絵本。

 

私はこの絵もお話も大好きで、保育士の国家試験の実技の読みきかせでもこの絵本を選びました。わが子も大好きで小さいときからなんども読みましたが、今小学校の教科書に載っていて、毎日音読しています。

 

改めてわが子に読んでもらっていることで気が付きましたが、これ、私たちだな~って感じています。

 

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スイミーのお話はこんなです。

 

広い海のどこかにすんでいた小さな魚のきょうだいたちが、ある日おそろしいまぐろに一匹残らず食べられてしまいます。残ったのは、みんな赤いのに一匹だけ黒い色だったスイミー。

 

「スイミーはおよいだ。暗い海のそこを。こわかった。さびしかった。とてもかなしかった。」

 

闘病がはじまってしばらくすると知らない世界にひとりぼっちにさせられた気分になります。「自分だけがなんて不幸なんだ。」「なんでわが子なんだ」と、とても悲観してしまう日々が続きます。

 

しかし、しばらくして海の素晴らしいものをみるたびに、元気を取り戻していきます。そこで見つけた、小さな魚のきょうだいたち。スイミーは、岩かげにじっとしているきょうだいたちに、言います。

 

「出てこいよ。」

 

しかし、きょうだいたちはこう返答します。

 

「だめだよ。大きな魚に食べられてしまうよ。」

 

小さな魚たちはきっと、大きな魚に食べられた(わが子が病気になった)ことが、ずっとずっと恐怖としてついて回っているからでしょう。臆病になって出てこられなくて、じっと岩かげに身をひそめます。

 

でも、スイミーが考えて、いろいろ考えて、うんと考えてさけびます。

 

「そうだ。みんな一緒におよぐんだ。海でいちばん大きな魚のふりをして!」

  

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恐怖はみんな一緒。でも、ある時期を乗り越えて、

考えて、いろいろ考えて、うんと考えて何かできることがあるかも!と思ったら、みんなで力を合わせて泳ぎ出しませんか?

 

小児がんの子どもたちが泳ぎやすい海にしてあげたいです。

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♪ 今日もお読みいただき、ありがとうございました ♪

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