【おすすめ】絵本:ありのままの自分でいいんだ、と思える「たいせつなきみ」
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先日、わが子のクラスの読み聞かせで読んで本をご紹介します。わが子からのリクエストでした。
「たいせつな きみ」マックス・ルケード /絵 セルジオ・マルティネス
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ウィミックスと呼ばれる木の小人たちは、毎日同じことばかりしていた。ほかの小人に、金の星のシールか、灰色のだめじるしシールをはること。なめらかな木でできて、絵の具もきれいにぬられたかわいい小人たちは、いつでも星がもらえた。才能のある小人たちもそうだ。でも、あんまりいろいろなことができない小人や、絵の具がはげている小人たちには、みにくい灰色のだめじるしシールがはられてしまった。
パンチネロは、そんな小人のひとりだった。彫刻家エリは、パンチネロに彼がどんなに大切な存在か~ほかのウィミックスたちが彼をどんなにけなそうとも~を悟らせようとする。
~本書要約文より~
彼の前にあらわれた、金の星シールも、灰色のだめじるしシールもついていないルシアによって、彼は、シールがくっつくようにしていたのは自分自身にあることを知っていきます。
私は、この少し長いお話の最後に、子どもたちに2つのシールを渡しました。
星じるしシールとだめじるしシールです。でも、これはシールではなく、画用紙でできてもの。だから、誰にもくっついたりしません。
私にも、だめじるしがあることを話しました。お料理が苦手なこと。でもいつか上手になろうって思ってること。そして、小学生の時は漢字が苦手だったこと。黒板に漢字の書き取りの順位が記されることが余計にやる気をなくしたこと。でも、実は漢字ってこんな風に成り立っているんだってわかったら面白くなったこと。
だめじるしは、そっと自分のポケットにしまっておいて、もしかしたら星じるしに変えていけるかもしれないこと。
星じるしは、自分の中で大事に大事にしていくこと。
だれもがみんな、星じるしもだめじるしもいっぱい持っているんだってこと。それでも、いいんだってこと。
なぜならあなたは「とくべつな人」だから…。
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- 2014/07/24 09:14 |
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