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笑顔生活「涙を流すことをためらわない」


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小児がん親子の笑顔生活。800日でやったこと!!

NO.2  涙を流すことをためらわない

━━━━━━━━━━━ 2013/05/22記━◆◇◆◇◆━

■なぜ?■

ご存じのとおり「泣くこと」は、心の浄化作用につながります。 泣くことで溜め込んでいたストレスを解消することができます。

■どんな時?■

できれば、わが子の前以外に泣く場所があるといいですね。 しかし、我慢することはありません。 子どもは、どんな時でも「自分のせいで」とわが身を責めがちです。泣いているのはあなたのせいじゃない。「あなたががんばってくれていることが嬉しくて涙がでちゃったの。 がんばってくれてありがとう」と説明するとお子さんも安心するかもしれませんね。また時には、感動するような映画(DVD)であえて涙を流すこともオススメです。

■重要ポイント■

告知されてから、まったく泣かないという方はいらっしゃらないでしょう。しかし、長期に渡って闘病する中で、知らず知らずのうちに頑張ってしまう場合もあります。自分の心と向き合い、無理をしていないか気にかけてくださいね。

■気を付けること■

涙には種類があります。感動で。喜びで。せつなくて。悔しくて。苦しくて。嬉しくて。不安で。恐怖で。闘病中、苦しい涙ばかりでないことを願います。 けれど、泣けるときには泣いてください。でも、泣き過ぎて周囲がみえなくなってしまわないように。わが子のことを「不憫でかわいそう」という感情だけでは、闘病に立ち向かう気力を失いかねません。

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■副作用は?■

「共泣き」は、仲間と心を通わせることにもなります。一緒に泣いてくれる友は、心から共感できる友。言葉がなくても癒しの効果は絶大です。互いに泣けるとすっきり笑顔になれますね。

■メッセージ■

「笑い」の次に「泣き」という両極端な感情ですが、どちらもあたりまえの普通の感覚です。しかし、闘病中はつい感情を押し込めてしまいがちですね。 のちのち心を壊してしまわないためにも、「最近、泣いてないかも?」と思ったら、ぜひ意識して「涙活」してみてください。副交感神経を優位にさせ、ストレスホルモンを抑えてくれます。

 

実は私は「泣けない人」になっていました。泣いてはいけない!と自分を律していたのです。もちろん、無意識につーっと涙がこぼれてしまうことはありました。 しかし、感情をあらわにして泣いてしまったら、崩れてしまうと思い込んでいたのです。また、もっと苦しい想いをしているママの前でこちらが泣いてはいけない。と思いこんでいたのです。でもそれは間違えていたように思います。

 

でも退院してからの方が精神的にとてもきつく、すでに泣けなくなっていた私は、そこから回復するのに時間を要してしまいました。心を閉ざしていたのかもしれませんね。泣くのを我慢していると、上半身に力が入って、筋肉も緊張させてしまいます。涙をこらえるというのは、心にも体にも良くないことです。

 

告知直後には、人って本当に悲しいとこんな泣き方をするのだ。というくらいの苦しい涙が流れます。「慟哭」っていうのでしょうね。そうなると、次に泣くのは怖くなりますね。でも溜め込まないでいきましょう。問題は、病院内ではなかなか泣く場所がないということ。やはりDVDでの映画鑑賞がおすすめかな?涙の理由を映画のせいにしてしまえます。

 

※ブログやFBノートに記載しているものを再掲しています。

2013/05/22記

 

 

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