いいことさがそ 〜小児がんママと応援隊のコミュニティー〜

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笑顔生活「子どもの遊びを大切にする」


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小児がん親子の笑顔生活。800日でやったこと!!

NO.13 子どもの遊びを大切にする
━━━━━━━━━━━ 2014/07/14━◆◇◆◇◆━

■なぜ?■

子どもは遊ぶことで、表面化しないストレスを発散し、心を癒し、その子らしく成長していくための大切な手段となっていきます。

 

小児がんの子どもたちは、入院しているからといってずぅ~っと寝たきりというわけではありません。治療の合間には元気な姿をみせてくれます。

 

せめて、その期間は子どもたちにも楽しい時間を過ごさせてあげたいと思います。

※お子さんの体調の状態にもよります。

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2008.04.03 百円ショップでそろえたおままごとセット。

 

■どんな時?■

入院中は、DVDやゲームに流れがちですね。

 

親がその遊びを提供していくのは、正直かなりの負担でもあります。静かにDVDを観ていてくれたらと思うことは多いです。

 

それに年齢もありますね。おままごとが通用するのは、この年代だけ…。

 

でも、少しずつでもこうしたことで笑顔が増えたらと考えていました。

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2008.03.08 
入院して2か月。ようやく落ち着いて私もわが子の遊びを考え始めたころで、ストローで即席「食材」を作りました。きっかけは、入院して以来食べさせてもらうことが定着してしまったので、スプーンの使い方の練習の為でした。

 

■気を付けること■

病院の環境によりますのでご注意ください。どこの病院にもプレイルームがあって、そこには保育士さんがこうした遊びの準備をしてくださっているとも思います。

 

ただ、体調はいいけど、数値が低くて(治療後には白血球減少、血小板減少といった骨髄抑制という副作用があり、その間の感染症が心配されます)ベッドサイドでしか過ごせない場合も多くあります。

 

環境が許されるならちょっとした遊びが、ベッドサイドにあるといいのですが…。

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2008.04.10 
お友達ママが百円ショップで探してきてくれました♪切り込み部分がマジックテープでくっついていて、包丁を入れて切り落とします。ザクッとする音や感触もまたよし♪

 

 

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2008.12.02
病棟ママとともに作りました。マジックテープがついているので、巻き巻きもできます♪こんなことが大人のストレス発散になったりすることもあります♪

 

■メッセージ■

専門家(保育士、CLS、HPS、子ども療養支援士など)がいる病院では、十分にお力をお借りして、子どもの心の状態を把握しながら提供できる遊びもあるかと思います。

 

もしも残念ながら専門家がいない病院では、親の私たちが訴えていくことが必要かと思います。わが子の病院には、CLSさんがいらっしゃらなかったので、退院後、ドクターや病棟ママに協力していただいて、CLSさんを配置してくださるよう声をあげ、実現しました。

 

親は子どもの代弁者です。これは無理難題ではなく、この笑顔こそが治療成績の向上にもつながるはずですので、私たち親は、そうした必要性を訴えていくことも責務と考えます。

 

困っていること。必要なことは、まずは声をあげてもらい、知ってもらうことから始められたらいいですね。(いいことさがその活動原点です)

 

20081202_443548 - コピー

2008.12.02 おままごとはみんな大好き♪同じお部屋のお友達と。みてください、この笑顔!

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