「自尊感情を持つということ~基本的自尊感情を育てる共有体験~」/DECJ主催 - いいことさがそ 〜小児がんママと応援隊のコミュニティー〜

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「自尊感情を持つということ~基本的自尊感情を育てる共有体験~」/DECJ主催


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8月24日(日)日本財団さんで行われたDECJティーチャーズフォーラム「『自尊感情』を学ぶ、大人の学校」に参加してきました。

 

子どもたちの学びに関連して大人も学べる大人の学校では、自尊感情が低いと言われる日本の子どもたちの現状を受けて、そもそもその「自尊感情」とは何か?というところで、ゲストスピーカーに近藤卓先生のご講演を拝聴することができました。

 

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冒頭に、近藤先生からの投げかけられたこと。それは、「ほめる」「認める」「出番を作る」「評価する」「成功体験を積ませる」そうした自尊感情を高める、それだけで本当にいいのだろうか?ということでした。

 

『20年ほど前から、カウンセリングに来るお子さんの中には、むしろ「私はなんでもできる」と自負している子どもたちが、不安や孤独を抱え、どうせ自分なんて…という自尊感情の低い子どもたちが、言葉に表せられない苦しみを抱えてやってくる』というようなお話がありました。

 

そういう子どもたちに、「あなたはできる人ね」そう声をかけても意味がない。では、彼ら、彼女らに必要なものは何か?というところから始まりました。

 

 

アメリカでも約20年まえにself-esteam movementが起こったそうです。褒めたり、おだてたり、認めるということをしてきた結果、10年後には「俺が、オレが…」という自己中心的な人間が増えてしまった。

 

彼らが得たのは、 自尊感情の中でも、要求に対してどれだけ成功したか?という優越感や他者との比較であったということ。これを、近藤先生は

「社会的自尊感情」

とおっしゃっていました。

 

「社会的自尊感情」は、ガスバーナーの熱風のごとく頑張ったり、褒められたり、認められたりすれば、熱気球のように膨らんで舞い上がっていきます。ただし、そのガスバーナーが熱風を送ることをやめてしまったら、膨らんだ熱気球はあっという間につぶれてしまうのです。

 

ただし、自尊感情には、もう一つ種類があります。それは

「基本的自尊感情」

といって、心の基盤を支える自尊感情です。これで良い、生きていていい、このままでいい、これ以上でも以下でもない。他者との比較ではなく、絶対的、無条件、根源的で永続性のある感情。これが「基本的自尊感情」です。

 

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もし、 「基本的自尊感情」が土台としてあるならば、 「社会的自尊感情」がしぼんでしまっても、自分のいのちを粗末にするようなことにはなりません。むしろ、「社会的自尊感情」は誰しも、膨らんだり、しぼんだりしながら生きているのではないだろうか?と先生もお話されていました。(sB)

 

先生のカウンセリングにいらっしゃる心配なお子さんは、 「基本的自尊感情」がとても低いのに「社会的自尊感情」ばかりが肥大化して不安定なお子さんでした。頑張り屋の良い子だけれど、いつも不安を抱えているようなお子さんです。(Sb)

 

また、 「基本的自尊感情」 「社会的自尊感情」どちらもが低くて弱いお子さんについては、もしかすると虐待を受けていたり、寂しくて孤独を感じ、自信がなくいつも不安を抱えている。そういう子もいます。(sb)

 

S=social(社会的自尊感情) B=basic (基本的自尊感情) S、s、B、bでそれぞれの大きさを表しています。

 

では、次回その「基本的自尊感情」をどう育むか?というところの学びをシェアいたします。

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※近藤卓先生(日本いのちの教育学会会長)

学校現場でいかにして自尊感情を獲得するかについてのさまざまな研究、取り組みをされている専門家。

著書「基本的自尊感情を育てるいのちの教育」ほか

http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=letters&id=7040

東海大学で聖路加国際病院の日野原重明理事長とのご講演記事がありましたので、引用いたします。

 

 

※主催DECJ=Design for Change Japan(デザインフォーチェンジジャパン)さん

Design for Change はインド発のデザイン思考を取り入れた教育プログラムです。Feel(感じる)→Imagine(想像する)→Do(行動する)→Share(共有する)というシンプルな4ステップのフレームワークを使い、子どもたちが大人と一緒になって身の回りの問題を解決していく成功体験を通じて、子どもたちの「Can I?(無理かも)」を「 I CAN!(できる!)」に変えていきます。※日本支部は2011年秋より活動を開始

◆ FBページ https://www.facebook.com/DesignForChangeJapan

◆ 現在、教育プログラムガイド制作のためREADY FOR?に参加中 https://readyfor.jp/projects/DFCJ

※プロジェクト内容が分かりやすくご覧いただけます。

 

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20140323230221_deco.jpg 2014年08月21日 ケセラセラ

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