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一人ひとりの子どもの成長をしっかり見ること。


先週は、私の保育士の卵であった時代のお話をさせていただき、発達段階についてお話しました。⇒ 「守るべきことは子どもの”発達段階”」

 

保育観というのは人それぞれです。また時代によって保育の仕方にもブームというか、流れのようなものもあります。たとえばそれは子育てにおいてもそうなのですが、「ほめて育てる」とか、「甘やかすからなんとか…」など。

 

ついつい親になるとそんな言葉に振り回されてしまいますが、それは、親だけではないのです。保育士として学んでいる時も、皆それぞれの違った保育観の中で、どの見方が正しいのか?と悩むことも多いのです。

 

 

しかし、私が保育士の卵時代に出会った方の言葉が次のようなものでした。

「保育がどんな方法であろうといい。厳しいとか、甘いとかそういうことではない。ただし、子どもたちの発達段階だけは、必ず守ること」

 

保育や子育てのスキルというものに目を奪われているとはっとさせられます。そして、これには次のようなメッセージも込められていると思うのです。

 

「一人ひとりの子どもたちをしっかりみなさいよ」というメッセージです。

 

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集団生活の中で。いえ、わが子を育てているときも、つい他児と比べてしまうことがあります。

 

○○ができない。(=他の子はできるのに…。

やることが遅い。(=他の子はもう終わっているのに…。)

 

 

 

ついつい( かっこ )内の心の声に振り回されてしまい、口に出てしまうことも多々あります。でも、よぉ~くその子を観察していると見えてくるものがあるのです。実は、その子らしく、「昨日より今日」少しずつ成長しているということです。

 

何事にも順番があります。いきなりどこかの段階をすっとばしてできることなんてないのです。ただ、その成長が小さかったり、ゆっくりだったりするとつい見逃してしまう。それだけです。子どもたちは確実に、成長をし続けていて、それは人それぞれで、「今日」できなくても「明日」できることをたくさん抱えています。見えにくいかもしれないけれど、その順番を飛ばして成長することはないのです。

 

ハイハイせずして、立ち上がる子はいませんよね。その期間が短くても必ずハイハイしているのです。

 

年齢(月齢)とか、他児のスピードに惑わされず、一人ひとりの子どもの成長をしっかり見ること。その子の中での成長の段階を見極める必要があります。

 

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・・・今、目の前のお子さんは、どの段階にいますか?

 

 

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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2014年08月21日 ケセラセラ

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