赤ちゃんの能力:エントレイントメント
この連休、親子の時間を大切になさっていた方も多かったのではないでしょうか?特に、親が赤ちゃんと楽しそうに関わりあっているところをみると微笑ましいですね。あんな頃もあったのね~と、思います。
親の愛情豊かな語り掛けに対して、その声に合わせるかのように、赤ちゃんが手足をバタバタと動かしたり、ほほえんだり、声を出したりすること。また、赤ちゃんが泣いたり、ぐずったりすると、親はそばに来て抱き上げたり、声をかけると赤ちゃんの機嫌がよくなったりしますね。
このような親子のやりとりで大切なことは、赤ちゃんの行動が親の行動によって上手に引き出されている、また、親の行動も乳児の行動によって引き出されているということです。
このやりとりがやがて、親の言葉と赤ちゃんの身体を動かすタイミングが同調するようになります。この現象はエントレインメントと呼ばれています。
エントレインメントとは、発達段階(乳児期)においての用語で、乳児期の母子相互の働きかけを指すものです。
母親の話しかけに対して乳児が手足や顔の表情を同調させる反応をいい、相互の関係を深めているのですね。
赤ちゃんからの働きかけもある。赤ちゃんって本当に素晴らしい能力を持っています。それは生まれた直後からです。そんなお話が実験データとともに書かれているチャイルド・リサーチ・ネットの小林登先生の記事をご紹介します。 「育つ育てるふれあいの子育て」 です。
赤ちゃんにはエントレイントメントの能力があるという前提で、どんな風に声をかけたらいいかを書かれています。
赤ちゃんに備わった能力を引き出して上げるためにも、親自身がそれに同調できるよう心が健康であることが大切ですね。
参考資料:「よくわかる発達心理学」ミネルヴァ書房
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
応援してくださる方はぜひ、Facebookページへ「いいね♪」をして頂けますと嬉しいです♪この数が小児がんのママたちを応援する数になっていきますように…♪
⇓ ⇓ ⇓
いいことさがそ~小児がんママと応援隊のコミュニティー~
Facebookページ https://www.facebook.com/iikotoouen
Facebookグループhttps://www.facebook.com/groups/iikotoouen/
(非公開グループです。小児がん関係者の方はもちろん<患児さん・ご家族・ナース・ドクター>以外の方からも、ぜひご意見いただけたらと思っております。お友だちになっていただけてからのご参加をお願いしています。)
- 2014/05/07 09:32 |
- ★保育・心理学・子育て(子ども/こころ), • 児童心理学 |