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はじめての手術(闘病記:初発~①-5)


2008.01.10 Thursday

手術が終わりました。大好きな電車のおもちゃを持って、わが子は泣くことなく手術室に入っていきました。(まっ軽く、麻酔がかかりはじめていたので
ハイになっていた感がありましたが)

今日は、
・ CVカテーテル挿入術
・ 骨髄穿刺(マルク)
・ 腫瘍生検
の3つを行い、一番心配されていた出血も多くなく、おかげさまで、なんとか手術自体は済みました。あとは、子の生命力を信じ、まずはここを乗り越えられることを
祈るだけです。

容態をみて、早急に抗がん剤投与に入る予定です。6ヶ月に渡って、投与していき小さくなった腫瘍をとりのぞくという経過予定です。とりあえず、術後は看護師さんに常にチェックしてもらうということで、ハイケアのお部屋に2、3日入るので私は、付き添い解除で、今日は自宅に戻ってきました。火曜(発覚した翌日)に一度、荷物をとりに来たときはこの部屋にわが子がいないことが辛くて辛くて苦しかったのですが、今日は、腹をくくったのもあって、気持ちは落ち着いています。

ただ、一緒に寝ていた寝室に一人で寝るのには(パパは別室だったので)もう少し時間が必要なので今日は、リビングで寝ようと思います。付き添い用の簡易ベッドよりはなんぼラクかしれません(汗)大丈夫。わが子は乗り越えてくれます!大丈夫。大丈夫。

 

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写真はイメージ映像です。

 

<用語解説>

※一般的でわかりやすそうなサイトを選択しています。ご参考までに。
CVカテーテル   http://chemo-support.jp/medical-apparatus/cv-catheter.html
骨髄穿刺(マルク) http://medical-checkup.info/article/41475087.html
腫瘍生検                 http://www.saechika.net/kbk/main1/gan00/G-kensa1-seiken.html

 

 

突然に始まった病院での生活がこの時点で一度解除され、自宅へ戻ってパソコンに向かって投稿したものです。

 

手術といっても、腫瘍を取り除く手術ではありません。この時点で、わが子の腫瘍は、当時のわが子の頭ほどの大きさになっていて、腫瘍内で出血していたため生検の際も、出血が一番心配されていました。

 

この後800日の間では、何度となくわが子をオペ室に送ることになり、恐怖感も減るようになりましたが、さすがにこの日は緊張していたのでしょう。オペ室へ送った記憶が定かでありません。

 

 

 

元夫のことを書いています。残念ながら、子どもが大病すると離婚する確率が高いそうです。結束する家族と、離れてしまう家族。わが家も残念ながら後者に該当してしまったわけで、決して病気だけが原因ではないのですが、そんな家族が少しでも減ってくれたらいいな、と思います。

 

そういう想いで回顧すると、私は私が精いっぱいでわが子のそばにつきっきりの間、彼は突然家族がいなくなった家に帰り、その気持ちをどこへも解消する場がなかったのかもしれません。この後、私たち家族は、長期に渡って病院と自宅とで引き離されます。

 

この件については、また別途書きます。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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