笑顔生活「空を仰ぎ、変わる景色を感じる」
”小児がん”に関する情報発信・コミュニティーです。
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理解し合える社会との繋がりを目指し、応援隊を増やします。
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小児がん親子の笑顔生活。800日でやったこと!!
NO.16. 「空を仰ぎ、変わる景色を感じる」
━━━━━━━━━━━ 2014/08/11━◆◇◆◇◆━
■なぜ?■
入院中、24時間付き添いであればなおさらでしたが、そうでない場合も、家と病院との往復で心も身体も疲れて、移り変わる景色に気が付くこともないかと思います。
暑くなったから夏に向かい、寒くなってきたから秋を感じ、そうしてようやく季節の移り変わりを知ることができるという過酷な状況です。
ご兄弟がいたらなおさら、1分1秒も惜しいほど時間のない毎日かと思いますが、心が疲れたときほど、どうぞ空を仰いで、ゆっくり流れる雲の変化を見上げてほしいと思います。
そして、 「大丈夫。最善に向かっている。大丈夫、大丈夫」
そう、ご自身に言い聞かせてあげてくださいね。他人から言われると、正直ちょっと受け入れられないときもあります。でも、できるなら自分だけは信じて、「大丈夫」と何度でも、何度でも唱えてください。
せめて、素晴らしい空に出逢ったときは、そうして心癒される時間であってほしいと願っています。
2009年12月31日の空(病室より)
ほとんどみんな外泊してガラガラの病棟。移植部屋で母子二人生活でした。
■どんな時?■
24時間付き添いのときは、外界とのつながりは「空」だけでした。一度たりとも同じ景色のない、広く果てしない空。(なかなか遠くまでは見通せはしませんでしたが)
「この空は、応援してくださっているみなさんに繋がっている」
いつも、そう思うようにしていました。
闘病は時にとても孤独です。周囲の仲間がいても、今までの生活といきなり切り離されて、置いてきぼりをくらった気がしてしまうものです。でも、きっとみんな応援してくれるんだ。一人じゃないんだ。って思えたら、ほんの少し、ほっとする自分がいたものです。
いいことさがそ ホームページ Gallery には、空の写真を飾っています(上手なものはありませんが)
■気を付けること■
「だいじょうぶ」
「きっと最善に向かっている」
…正直、まったくそう思えない時があります。不安に駆られてどうしようもないとき。自分だけは…と思えば、思うほど落ち込むだけの時。そんなときには無理して、思いこませる必要はないと思います。
ちょっと矛盾しているように聞こえますが、とにかくその時のご自身の心のままでいいのであって、できそうなときは「だいじょうぶ」と唱えてみる。それが厳しそうなときは、ムリをしない。ということです。
そんな風に考える自分を責めてしまうよりは、今はちょっと滅入っているな、と客観的に考えられるほうが、心を壊さずに済むのではないでしょうか?どうぞご自分なりの方法で…。
■メッセージ■
闘病中は一見、普通に生活しているように見えますが、とても過酷な状況にあります。わが子の命と向き合う日々ということが、どれほどきついことか?
立ち止まってしまっているような感覚に陥りますが、全速力で駆け抜けている毎日です。
私には「空」でした。今も「空」は特別な存在です。ご自身にとってなんでもいいですが、ふと自分自身と向き合う時間になる。自分自身を取り戻せるきっかけになる”何か”があるといいのかな?と思います。
2014年8月11日 スーパームーン 皆さまの笑顔を願って♪
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- 2014/08/11 23:16 |
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