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笑顔生活「特別な環境なんだと認識する」


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小児がん親子の笑顔生活。800日でやったこと!!

NO.14 特別な環境なんだと認識する
━━━━━━━━━━━ 2014/07/21━◆◇◆◇◆━

金曜日に同時並行してお送りしている闘病記が、ようやく1か月くらいになる頃です。まだまだ人間関係を構築するまでいは至っていませんが、日々の生活には少しずつ慣れてきたころでしょうか。

 

笑顔生活シリーズでは前回、「子どもの遊びを大切にする」をお送りしましたが、そんな風に考えられるようになるのも、まずは、「ここが特別な環境だ」と認識することから始まります。

 

朝、昼、晩。病院のシステムというのか、回診の時間とか、検査の手順などに慣れてくると、人はほんの少し余裕が出てきますね。でもそうすると、周りに目がいくようになります。その周りとの違いに少し戸惑うことがあります。

 

今日はそんな時こそ、 「今は特別なんだとと認識することの大切さ」をお話したいと思います。

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■なぜ?■

今までとはまったく違う生活を余儀なくされて、さまざまなストレスがかかっています。その中で、できることとできないことを、きちんと区別して認識することが大切です。なぜなら、その中でやれることだけをやり、集中するためです。自分に無理をさせないという意味もあります。

 

■ポイント■

心の変化にも波はありますが、必ずよりよく前向きに闘病に向き合えるように変化していけます。(そう信じることが大切です。といっても、そう考えられるまでに時間が必要ですが)それには、他人と比べるのではなく、自分と、自分の目の前のわが子ときちんと向き合うことにあると思います。

 

■気を付けること■

入院直後は、周りが見えないということもありますが、しばらくして見えてくるとそれはそれで負担になってくることもあります。

 

・他の人たちはなぜこんなに前向きに闘病しているのだろう?

・なぜ、みんな強いのだろう?

・なぜこんなに自分だけ苦しいのだろう。

 

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思いがけない苦しい自分の心と向き合うことにもなるかもしれません。しかし、 【この場自体が特別な環境なんだ】とまずは、認識することが大事だと思います。実は、周りのみなさんも、特別な環境の中、時間が経った中で生活や心を少しずつ立て直しているところなのでしょう。

 

ただ、闘病は長期に渡ります。その中で、心の健康が回復してから、生活に関しては少しずつ立て直していく工夫をしはじめることは大事です。

 

■メッセージ■

頭でわかっていることと、理解していること。きちんと納得することとは違ってきます。私は、「仕方がない」という言葉を上手に利用してきました。それは言い訳ととらえられてしまうかもしれません。でも、時に納得できないことも、「仕方ないことなんだ」と、自分に言い聞かせられることがあるのです。

 

世の中には、運、不運があり、自分にはどうしようもないことがあります。そうしたことに対しての対処は、そういう状態なんだと認識して、自分にできることをするだけ。無理せず、がんばりすぎず、でも諦めず。そうしないと心が壊れてしまうのではないのかな?と思います。

 

どうぞ、心を壊してしまわれないように…。

 

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